ひまろぐ

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私が使用した宅建のテキストについてレビューします。「らくらく宅建塾」について。

宅建に3度目の挑戦。令和2年度宅建試験で合格をしました。今回は、1度目で使用した宅建テキストについてレビューをしたいと思います。

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これは、私が宅建試験にトライするきっかけとなった本とも言えるテキストです。

実際に宅建士を目指そうと思ったきっかけは別にあるので、それは別の機会で話をしたいと思っているのですが、2018年の7月に「さあ、独学で勉強しよう!」と思った時に、本屋に行って、「これだ!」と思った本でした。

そもそも、どんなテキストを選べばいいのか分からない私にとって、1ページ目冒頭ごあいさつに、「この本は、苦労して受かりたい方にはおすすめできません。楽に受かりたい方だけどうぞ」とあり、コレしかない!との思って買ったのが最初です。

ですので、使ったテキストこの本1冊だけ、正直コレを完璧にすれば、簡単に受かるだろうという感じでした・・・。

それでは、「らくらく宅建塾」レビューをしたいと思います。

登録情報

・出版社:宅建学院 ・価 格:¥3,300円(税込み) ・本の長さ:2018年度版547ページ(2019年度532ページ、2020年度版530ページ、2021年度版530ページ)

内容

テキストそのものは、予備校で授業を受けている感じで文章調、読みやすく図・表もまとまっており、重要事項は赤字になっていますので初めて宅建を受験される方にとってはおすすめのテキストかなと今でも思います。

そして、この本の最大の特徴は、「楽勝語呂合わせ」でしょう!

この楽勝語呂合わせは、合格を勝ち取る上で最後までお世話になりました。試験合格の為には、内容の理解ももちろん必要ですが、暗記は絶対に必要です。この本に出ていない暗記項目は、必ず自分流に語呂合わせにして覚えていました。

自分流語呂合わせはコチラ↓ 随時更新していきます!

#宅建業法 語呂合わせ|ひまろぐ|note

今や、YOUTUBEで語呂合わせや歌で覚えるものまでありますが、このテキストだけにとらわれず、自分の頭にすんなり入っていくものをピックアップしていけば良いと思います。

私も2018年・2019年の35条については、このテキストにある語呂合わせを使っていましたが、2020年度の合格の時にはYOUTUBEの替え歌で覚え直し、37条は違うYOUTUBEの方の語呂合わせを使わせてもらいました。そしてとにかく、本テキストを穴の開くまで覚え、TAC模試を1回受けたのみで、2018年度は32点(2018年合格基準点は37点)で不合格でした。ですが、このテキストだけである程度点数も取れたので、来年もこのテキストで!と購入もしましたし、使用も致しました。

気になる所

但し、今になって思えば、このテキストだけで試験に合格するかと問われれば、答えは否。

宅建は、皆が解ける基本問題と過去問で問われた箇所を答えることが出来れば合格できる(逆に言えばこれを落とせば合格できない)試験なのですが、「このページ、試験で出る?」という知識も掲載されています。

コレは、2019年度に感じた事ですが、LECのウォーク問を解いていく上で、このテキストでは不要な知識、又は「この知識が載っていないの?」という部分が出てきました。この事は、2020年にTAC予備校の通学して分かったことなのですが、試験対策上は全く不要な知識でした。

※)もちろん、ここが出る、深追いするなマークもあり、ある程度メリハリはつけてくれています。

予備校という所は、試験に出るところと出ないところを区別して、メリハリのある講義をしてくれます。(但し、テキストには上記で指摘したような「覚えても出ないでしょ?」という箇所も掲載はあります) 但し、講義の中で、「ここはふ~んで結構です」、「過去10年で1回しか出ていないから必要ありません」、「根抵当権は出ません」などと言い切ってくれます。

こちらとしては「いやいやそうは言っても、高いお金払って受講しているんだから詳しく教えてよ~」と一瞬思いますが、そこは予備校です。講義後に気になって質問をしても答えは同様、自信を持って否定してくれます。

じゃあ、この「らくらく宅建塾」テキストのどこが不要かついては、具体的に全て指摘することはできませんが、何点かだけ。。。

不要な記述等は?その逆は?

個人的な意見として書きます。

民法の条文は不要。当初は覚えないといけないと思って時間を掛けて覚えていました。もちろん内容としては覚えないといけないですが、例えば「民法5条には何が書いているか?」なんてのは、問われない知識なので、それが分かったときは時間を費やして失敗したなと思いました。

・用途規制全ての暗記:みやざき塾の宮嵜先生もおっしゃっていますが、ここ何年かは問われるところではないので、全てを覚える必要はありません。

・建ぺい率の暗記数値箇所:テキストの原則部分。商業地域10分の8だけでOK。他語呂合わせありますが必要ななし。それじゃなくて、これ記載せんとあかんやろ~と思う論点もあり。

容積率:Aの部分。Bは必要。

その他、連帯債務や相続等で、記述が欲しいところありましたが、その辺は、過去問で知識を覚えていき、テキストに書き留めておくと言うことをしないと厳しいかなと。。。

最終、上記でも書きましたが、最後の最後まで、予備校でもらった暗記科目まとめと、ウォーク問を回し続けましたが、それらと、このテキストの掲載内容とは若干ズレがあるかなと感じました。

とは言え、宅建を受けるとなった場合の初学者用としては、上から目線ですが、なかなかのものなのではないかなと思っています。

完璧な教材というのはなかなか存在しないですよね。

やはりその点では、独学で試験対策をされる方は、過去問を解いて分からなければテキストをみて、テキストにない論点についてはネットで調べるという事になるんでしょう。その辺のことについてもブログでアップしていきたいと思います。

今後も、その他教材についても書いていきたいと考えています。