宅建コラム

資格試験の引っかけ、ケアレスミスで不合格にならないために気をつけるべき事

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令和2年宅建資格に合格しました。

50歳という事で、かなり頭も凝り固まっていますので、合格のために勉強にもかなりの時間を費やしてしまいました。

そこで今回は、私が経験し感じて思う、資格試験の引っかけ、ミスで不合格にならないために気をつけるべき事について書いてみたいと思います。

 

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過去問を解いたり、模試あるいは、すでに本番の試験を受けられ不合格になってしまった方の中で、『このミスがなかったら、受けっていたのに・・・』とか、『マークシートの転記がなければ・・・』、『正しいものを選べだったが、間違いを選んで回答してしまったので次は大丈夫!』とか思っている人、いらっしゃると思います。

私も実際はそうでしたし、次そんなことをしなければ大丈夫!なんて思ってやってきました。

でもその考えはかなり危険で、要注意です。

特に、宅建業法は、直近の問題を見てもかなり基本知識を問われるものが多く、ちょっとしたミスや勘違いが命取りになります。

50歳ともなると、物覚えも悪くなり、簡単に引っかけ問題に引っかかると、自分の性格というか人間性が嫌になってしまう事が多分にありました。

もう自分に腹が立ちますし、試験を受けることさえやめてしまおうかと思ってしまうんですよね~。

本番試験では緊張感もあるし、気をつければ大丈夫なんて簡単に考えていると、足元をすくわれます。

ではどうすれば良いか・・・

ここで大事なのは、

『自分はミスにひっかかりやすい、うっかりタイプの人間である』という事を自覚することだと思います。

そして、過去の事例を元に、どうすればそれが失くせるかの具体策を頭に入れながら問題を解いていくと言うことが必要です。

私が実際にした方法は、下記の3点でしたので、参考にして頂ければと思います。

①暗記から逃げない

そもそも論となりますが、資格勉強をする上で暗記から逃げてはいけないということです。過去問を繰り返し解くことは非常に大事ですが、そこで間違えたところ、関連する知識、対比する論点等は紙に書くなどして時間を見つけて暗記するようにしてください。

暗記が好きな人はなかなかいないと思います。ですが、基本的な知識をどれだけ正確に覚えているかが勝負の分かれ目ですので、暗記から逃げずに『覚える時間』を作って、繰り返し記憶していくが非常に大事だと考えます。

そして問題を解く際に、『媒介』や『35条』や『37条』のワードが出てきた時に、それぞれの引っかけパターンが思い出せるようになれば、ミスも無くなると思います。

筆者が資格勉強していた時の語呂合わせをこちらで紹介しています。ご参考にしてください。

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②設問に正しく答える

宅建に限らずだと思いますが、

・正しいものはどれか。
・誤っているのはどれか。
・正しいものはいくつあるか。
・誤っているものはいくつあるか。
・宅建業法の規定に違反するものはいくつあるか。
・宅建業法の規定に違反しないものはいくつあるか。

等などの設問パターンがありますが、これに正しく答えると言うことが大切です。

問題を読んだら、まず設問の横に、

・正しいものはどれか?という設問であれば大きく『○』を
・違反しないもの?であれば大きく『しない』と書き込むようにします。

※)もちろん個人個人で自分に合ったルールで書いて下さい。

又、設問肢の横にも同じように、『○』や『しない』を書いていくと言うことが必要です。

そして最後に、回答番号を設問の横に大きく書いておくということを忘れないでください!

後でも触れますが、見直しの時には、設問と肢の書き込み内容とマークシートの記述が合っているかの確認をすることでミスが無くなります。

設問横に、○(正しいのはどれかの設問)と書いてあって、肢の横の記号が、

× ア ・・・・
○ イ ・・・・
△ ウ ・・・・
× エ ・・・・

となっているのに、何故かウとマークシートに転記しているなんて事があったりするのです。

③最後に見直しの時間を作ること

最低10分は必要でしょう。

分からなかった問題に着手する⇒上記②で書いた設問と回答が合っているか、それがマークシートにしっかり転記されているかをチェックする

この作業が絶対に必要です。

結果、ミスがなければそれに越したことはないですが、この作業をやらなかったが為に、1年を棒に振ってしまうことを考えればやらない事がリスクになりますので・・・。

以上が、私の資格試験の引っかけ、ケアレスミスで不合格にならないために気をつけるべき事になります。

人によってケアレスミスのパターンは様々ですので、これ以外にもあげれば切りが無いのですが、大事なのは実際のミスに対して今後どうすればミスがなくせるのかについての対策を打つことです。

『これ(ケアレスミス)さえなければ、次は大丈夫』と安易に考えるのはやめましょう!

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