次男を見ているとよく分かります。
言われなくても、その場の要求を読み取って、自然に学んでいくことが出来ます。
今年小学校1年になりましたが、自閉症の長男の時と比べると、ビックリさせられることが多いです。
自閉症の長男は、自然には理解しにくい認知特性をもっているので、わかるように教えなければ学ぶことが出来ません。
このことからも、タイトルにあります、親のソーシャルスキルの教育の放置は、もっとも避けなければならいない対応と考えています。
1人で学んでいくということが苦手な長男に対し、関与せず放置をすれば、一向にできるようにならないばかりか、「拒否すればやらなくてすむ」「暴力で解決する」といった間違った学習を積み重ねて、自分なりのゆがんだルールを作っていってしまいます.
偉そうに書いていますが、最近このことをよく考え、反省をしています。
例えば、長男と次男が喧嘩をします。
始めのうちは、兄弟げんかが出来るようになったのかぁ、これからお友達ともこんなこともあるだろうし、いい経験だぐらいに思って、出来るだけ関与をしないようにしていました。
これが放置の状態です。
ママも同じように思っていて、むしろ子供に任せていたらいいとさえ考えていました。
しかし、それは、間違いでした。
長男が、学校のいわゆる悪い子が、別のお友達にする暴力をまねて、次男にしているのです。
それでも、次男にやり返せ!とさせていました。
ゲームの順番の取り合いの時なんかに、このようなことが続き、こうすれば(暴力を振るえば)、次男は泣いて逃げるので、これはいい方法だと勘違いをして、同じような行動とっていくようになるのです。
こうなると、さすがにまずいと思い、新たな方法を教えますが、なかなか直りません。
親が言い聞かせて、ちょっとの間は、出来るのですが、親の見ていない所で暴力をふるうようになります。
「〇〇君はいつもそうしているのに、なんで僕はダメなの?」
息子からすればそうだと思います。お友達の真似をして親から叱られることの疑問・・・。とても可愛そうなことをしたなと反省しています。
今後は次男と喧嘩になり始めた時に、ママと共有をして、適切な関わり合いを持つべきだと考え始めました。
やはり、いけない事をしたら、その場で即行動を修正し、いいところもその場で褒めて、伸ばしていくという関わり合いを丁寧に続けるしかありませんね。
本当に長男からはいろいろ学ばせてもらっています。。。