自閉症には、いろいろな特徴があり、専門書を見ても、これうちの子には当てはまらないなあと思うことは山程あります。
ですからこのブログをご覧になって、それは違う!とか、何を勝手なこと書いて!とメッセージを頂くことがあったのですが、あくまでも私の子供についてのこと書きますので、ご理解をお願いいたします。どこかで参考になる方がいらっしゃればいいなという思いで書きますので・・・
自閉症の息子についてのブログ 直近の記事
今私たち家族は、二世帯住宅に住んでいます。
1階が親、2階が我々です。キッチン、バス、洗面所共完全分離型にしております。
今年のGW中に私の母親がなくなり、今1階には、私の父だけが住んでいますので、母がいた部屋は空っぽの状態です。
2階は、リビングとプレイルームと寝室があり、長男と次男が勉強をするとなると、リビングになります。
巷では、リビング学習で学力が伸びたとか、親が見守れるから・・・なんてメディアで伝えられるもんですから、我々親としてもそれでいいのかなと思っていたのですが。。。
発達障がいの子供は、今何をするのかがわかりにくいということがあります。
次男は、別として、長男は自閉症なのですが、そう考えると、例えば、食事をする時は食卓で、勉強する時は勉強部屋で、寝る時は寝室でというように、用途別に部屋があるのが理想ではあります。
もちろん一人部屋を与えると、今は考えもつかないデメリットもあるのだと思いますが、母の部屋も空いているし、エアコンも完備されているので、テレビ・ipadを部屋の中ではしないという条件で、与えてやることにしました。
与えるといろんなことが見えてきますね。
小学校6年生なのですが、最近は特に、周りの友達との色々な差を自覚するようになって、学校でも相当ストレスが溜まっているのだと思いますが、悲しいことがあったり、イライラした時には、一旦その部屋に入ると、心を落ち浮かせることが出来て、気持ちの整理もつき、穏やかな顔つきに戻ったなと感じることが多くなりました。
なにかよそよそしかったり、言いたいことが言えずに、支離滅裂な事を言い始めると、一旦部屋に戻らせると、10分も経たずに出てきて、落ち着いて話ができる様になることもあります。
今までは(小6の夏休みまで)、ダブルベットのどちらかで、パパかママと一緒に寝ていましたが、部屋を与えると一人で寝ることも出来るようになりましたし、宿題も部屋でできる様になりました。
しかしながら、上記のように、いい事尽くめかというとそうではないことも事実です。
小学校6年生というと、女性を意識することもあるようで、息子に「~ちゃんが好きなの?」というと、「なんでそんな事を急にいうの?」と恥ずかしがって、2時間ぐらい部屋から出てこなくなったり、おそらくですが、一人で自分のアソコを触って気持ちよくなっている(と本人もいってました)時間も増えてきました。
まあこんな事は、誰にでもある事なので、今は気に留めていませんが、一人部屋になることで、今まで見えていたものが、一部見えてこなくなるわけですから、目を光らせることは忘れてはいけません。
今は、いい面が出ている方が多いという判断でいます。
最近は、一人暮らしがしたいと言う様になり、親としては微妙なのですが、一人で生活をする類似体験をしていると思って、当分この形でいようと思います。
変化があればまたこのブログで書いて行こうと思います。