令和4年度(2022年度) 賃貸不動産経営管理士試験の合格は発表がありました。
結果は、合格ラインぎりぎりの34点で合格です。
試験を受け終わった時のブログで、33点と書きましたが、没問といわれる問32のおかげで、受験者全員が正解となり、34点で合格でした。
私は5問免除の2年目という事で、まさに背水の陣でした。
これも過去のブログでも書きましたが、直前のTACの模試では、31点(26点/45問中)、市販の模試(三回)もすべて合格点には届かず。。。
ただ、下記の問題集(4週回し+間違えた問題のみ1周)と4回の模試(TACと市販の模試)については、今度近しい問題が出た時には、絶対に間違えないように復習をしました。
同じ問題集を繰り返す、模試で間違えたところを復習する、よく言われることではありますが、正誤に一喜一憂せず、次に間違えないように繰り返すことが本当に大事ですよね。
とは言え、私は正誤に一喜一憂するタイプで、間違ったときの落胆といったらないです。それでも『次、次』と思い直してやってきました。
この事は、今取り組んでいる行政書士資格でも同じですので、非常にいい経験もできたかなと思います。
ここで、今回の試験結果全体について振り返りをしたいと思います。
賃貸不動産経営管理士のホームページからの引用ですが、
・今年の合格者は8,774人。前年10,240人の合格者からは1,466人の減少。
・合格ラインは、50問中34問以上の正解。(管理士講習修了者は45問中29問以上正解)
・合格率は27.7%(前年31.5%)で、受験者数は31,687名(前年32,459名)。
過去データ推移
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
令和4年度 | 31,687人 | 8,774人 | 27.70% | 34点 |
令和3年度 | 32,459人 | 10,240人 | 31.50% | 40点 |
令和2年度 | 27,338人 | 8,146人 | 29.80% | 34点 |
令和元年度 | 23,605人 | 8,698人 | 36.80% | 29点 |
平成30年度 | 18,488人 | 9,379人 | 50.70% | 29点 |
平成29年度 | 16,624人 | 8,033人 | 48.30% | 27点 |
平成28年度 | 13,149人 | 7,350人 | 55.90% | 28点 |
平成27年度 | 4,908人 | 2,679人 | 54.60% | 25点 |
平成26年度 | 4,188人 | 3,219人 | 76.90% | 21点 |
平成25年度 | 3,946人 | 3,386人 | 85.80% | 28点 |
※令和2年度の試験から出題数が40問から50問に変更。
前年の合格ラインが50問中40問以上だったので、今回の試験はかなり難しかったという事ですね。試験直後のTwitterでもつぶやいたのですが、
・とにかく問題肢の文字数が多く、集中力が切れそうになった。
・個数問題が多かった。
・2択までは絞れるが、あとはエイヤー!という問題が、話題の没問(問32)含めて、数問あった。
感覚としては、『難しいな』というのもありましたが、それよりも『問題含め文字数の多さ』を感じました。そして、同じ時間で45問解くのと、50問解くのとでは余裕度が全然違います。講習を受ける受けないの議論もあるようですが、個人的には絶対に受けたほうがいいと思います。
あとは、合格者ですね。
10,000人前後の合格者が出ると思っていましたが、結果8,774人(27.7%)という事なので、実際33点の方が多かったのでしょう。
33点の方を合格者に入れると、30%を大幅に超える合格率になったという事です。
そしてこの合格率はどんどん下がり、今年は受験者数は減りましたが、間違いなく受験者数が増えますので、一層の試験の難化が予想されますね。
今から試験を目指される方は、来年度の合格をだけを目指して、取組むべきです。
さて今後私は、宅建と同様、この賃貸不動産経営管理士の登録講習を受けて、登録をしようと思っています。今の会社を辞めるつもりは毛頭ありませんが、登録って色々作業があって、時間もかかるし大変なんですよね。
モチベーションも高い状態の時に、一気にやろうと思います。
そして、この合格発表までのモヤモヤした時間がようやく最高の形で終われましたので、行政書士試験だけに気持ちを向けて今後も頑張っていきますよ~。
同じ世代で行政書士を目指している方々! 頑張りましょう!
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