ひまろぐ

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特別支給の老齢厚生年金について

行政書士資格と、FP2級の資格勉強に取り組んでいます。
行政書士は今年の受験はあきらめました。
過去記事はこちら↓
とは言え、今はアガルートの通信講座と、独学でのFP2級を毎日少しずつやっています。
FP3級は、4日で取得することができましたが、FP2級は来年の受験に向けてじっくりと組んでいるところです。
そんな中ではありますが、行政書士も勿論そうなのですが、FPの2級も難しいですね?
そもそも一般常識が無い私にとって、非常に勉強になっているなと感じます。
今回は、その中でも「はあ?」となった単語について備忘録として書き留めておこうと思います。
特別支給の老齢厚生年金です。
以下、日本年金機構HPより

昭和60年の法律改正により、厚生年金保険の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられました。受給開始年齢を段階的に、スムーズに引き上げるために設けられたのが「特別支給の老齢厚生年金」の制度です。


「特別支給の老齢厚生年金」を受け取るためには以下の要件を満たしている必要があります。

  • 男性の場合、昭和36年4月1日以前に生まれたこと。
  • 女性の場合、昭和41年4月1日以前に生まれたこと。
  • 老齢基礎年金の受給資格期間(10年)があること。
  • 厚生年金保険等に1年以上加入していたこと。
  • 生年月日に応じた受給開始年齢に達していること。

なお、在職中の方は報酬によって年金額が支給停止となる場合があります。詳しくは「在職老齢年金の計算方法」をご覧ください。

 

 

特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢

「特別支給の老齢厚生年金」には、「報酬比例部分」と「定額部分」があります。
生年月日と性別に応じて、それぞれ受給開始年齢が異なります。

受給開始年齢の特例

昭和16年(女性は昭和21年)4月2日以後に生まれた方でも、次のいずれかに該当する場合は、特例として、報酬比例部分の受給開始年齢から報酬比例部分と定額部分を合わせた「特別支給の老齢厚生年金」が受給できます。

  1. 厚生年金保険の被保険者期間が44年以上の方(被保険者資格を喪失(退職)しているときに限る。)
  2. 障害の状態(障害厚生年金の1級から3級に該当する障害の程度)にあることを申し出た方(被保険者資格を喪失(退職)しているときに限る。)(注1)
  3. 厚生年金保険の被保険者期間のうち、坑内員または船員であった期間が15年以上ある方(注2)

(注1)申出月の翌月分から特例受給開始となります。ただし、障害年金を受給中の方については報酬比例部分の受給開始年齢にさかのぼって特例受給開始となります。


(注2)昭和21年4月1日以前に生まれた方は55歳から受給できますが、それ以後に生まれた方については受給開始年齢が段階的に引き上げられます。

 

死んだ母ちゃんも対象だったが、ちゃんと受給できたのかなあ?

もっと早く勉強していれば、「こうやで!」って言ってあげれたのにな?

父ちゃんは既に受給済のはずだが、報酬によって年金額が支給停止という事なので対象外かも・・・。

 

今度聞いてみようっと!

こうやって我が事として学んでおくと、忘れにくいのは確か。

ただこれだけでは、以下の問題は解けない。

 

問題 ※2016年9月試験 問4 肢3

特別支給の老齢厚生年金の受給者が厚生年金保険の被保険者である場合、その者の総報酬月額相当額と基本月額との合計が50万(2024年度価額)を超えるときは、年金の全部または一部が支給停止となる

 

正解 〇

 

難しいな・・・。